先日、虫さんの混入が発生したことを受けて
原因となった鶏舎と食鳥処理施設を見学して参りました。
ブエコ2代目になり約8年、お恥ずかしながら
一度も仕入れ先を見たことがないのですが
それは創業者であるうちの父母も同じであり
母に至っては誘ったところ
「あたしゃ焼きに徹しますわ!」との頼もしい返事でしたので
とにかく製品を作ればよかった昭和(平成?)経営と
社会的責任まで考える必要がある現代の経営では
全く社会状況が違うわねと思いました。
私もナウな経営感覚がなくなったらさっさと優秀な若手に
経営を任せる体制を作っていかねば!
というわけで現場は父母に任せて
webデザイナーめぐちゃん(https://www.facebook.com/kivi.designfarm/)と
張り切って出かけて参りました。
処理施設の場所は沖縄の北の方、名護市。
鶏舎はさらに北上し大宜味村。
一年前にできたばかりの処理施設も、
長年使われている鶏舎もとてもきれいに清潔に保たれており
最新鋭の機械設備が整っています。
先日、ブエノチキンで発覚した虫さんと金属の混入に対しても
会長自らがスコップで鶏舎の下に引いてあるチップをかき分けて
虫がいるかどうかを確かめてくれるなど
すごく真摯に対応していただいており
この方達とであればしっかり連携して管理を進められると感じました。
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100%異物混入を防ぐことは難しいですが、
鶏舎と処理施設を運営する中央食品さん、
沖縄食鷄さん、沖縄県食鳥処理協業組合さん、
そして私たちブエノチキン、
共にチキンと管理していくことをお話しいたしました。
詳しい報告はまたチキンとまとめさせていただきます。
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毎日毎日たくさんの鶏さんを焼いていただいている私たちですが
初めてたくさんの鶏さんがいる鶏舎、
処理施設を見学して感じたことは、
私たちは命を食べているんだなということでした。
うちの父母の時代は自分たちで豚や鶏、山羊を飼って
必要な時に自分で締めて食べていましたが、
食べるものの多くが大量生産大量消費になり
生き物が食べ物になる場面を見なくなったことで、
私たちは無駄に食べ過ぎていないだろうか。
必要な分だけ食べるようにしたい。と深く思いました。
当たり前で頭では分かっていましたが、
やはり目の当たりにすると胸に迫るものがあり
今まで以上に大事に丁寧に、感謝をもって、
皆さまにお渡ししていかねばと決意を新たにしました。
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皆様が2羽も3羽も買おうとすると
「多いんじゃないですか?食べきれますか?」と
買う量を減らそうとするブエノチキンスタッフ一同ですが(笑)
皆さまも丁度美味しく食べきれる量を
お買い求めくださるようお願いいたします。