小学校の頃は2人してキアヌ・リーブスに傾倒し
近所のブックボックス(ビデオレンタル屋さん)で
等身大キアヌパネルをもらってきて母に怒られたり
中学生の頃は周りがジャニーズなどの話題で盛り上がる中
2人だけインドの聖職者サイババの話に没頭し
高校生の頃は謎の学校無認可部活、
イギリス人の先生が始めた中国武術クラブに熱中し
周りがルーズソックスに履き替えて国際通りに繰り出すのを横目に
私たちは中国拳法の練習技を探して街をうろついていた・・
そんな華やかでない価値観を学生時代に共にした
ブエコ数少ない友人れいちゃん、
今ではバルーンクリエイターとして大人気のれいちゃんが
何やら最近、竹を編んでいるではないか。
バルーンクリエイターREInbow ・れいちゃんfacebookページはこちら https://www.facebook.com/REInbow.Balloon/
SNSで見かけてまた変なことを・・と思っていましたが
よくよく聞くと作っているのは
沖縄の民芸品「バーキ」など素晴らしい竹細工の品々。
話を聞いた10分後には工房へおじゃましていました。
工房には私の背より大きな竹細工の籠やランプシェード、
昔の生活で使われていた収納品が無造作に並べられ
そのどれもが無駄な装飾のない、
まさに岡本太郎さんや民藝運動の父・柳宗悦さんなんかが言う
「用の美」で溢れていました。
(用の美とは、華美に飾られたものではなく
使うために作られたものが美しい、というような概念。だったはず。)
はっさ、でーじかっこいい!
戦前戦後の沖縄では女性たちが
大きなバーキに何十キロもの野菜や魚を積んで、
それを頭に乗せて!那覇から糸満ぐらいの距離を
歩いて運んでいたんだとか。
今では野菜を置いたり物を置いたりするのはもちろん、
水切りするのにもでーじ便利なうえに、
ちゃんと乾かして使えば半永久的に使えるとのこと。素晴らしい!
れいちゃんはバーキに惚れ込んで数ヶ月前から
こちらの「北谷竹細工」さんで修行しているとのことですが、
「沖縄の昔の人がバーキに食べものを入れていた文化を大事にしたい、伝えたい!」
と熱く語るのを聞いて、
ブエノチキンのギフトボックスにできるのでは!?
ということで試しに一つ購入。
主人の津嘉山さんも面白い方ですぐに工房全部が好きになりました。
ブエノチキンよりもバーキの方が高いのが悩ましいところですが(笑)
大事に使えば半永久的、という強さにあやかろう!そうしよう!
ブエノチキン浦添はこういう派手ではない
生活に根差し沖縄で長く続くものと
トリ組みができたらいいなと考えております。
いい具合にチキンが収まり皆様にお届けできますように〜!