軌跡通りという奇跡。

「あーさーが高校のころ言ってた通りになってるねえ」

昨日、久しぶりにチキンを買いに来てくれた同級生が
お店が忙しそうに回っている様子を眺めて
そんなことを呟きました。

中学、高校と同じ学校に通った中なので
中学入学の12才から38才の現在までなんと
26年もお互いの人生の軌跡を見ているわけですが。

ん?私、高校の時なんか言ってた?
私的にクヨクヨ悩みばかり暗黒だった学生時代、
あまり自分自身のことを覚えておりません。
彼女が笑って言った答えは衝撃でした。

「は?ブエノチキンで世界制覇って言ってたよw」

しょ・う・げ・き・・・・!!!!

学生時代から確かにブエノチキンをネタとしていたものの
後継になる予定は特に持っておらず
30才で突然2代目の道へ進んでからは
これまたネタとして面白いかなと世界一美味しいと豪語しまくり
法人化する時にハッと思い浮かんで
これまたまたネタとして面白いなというだけで
「世界のブエノチキン」なんていう大それた社名をつけたりなんだり、
世界だ世界だと騒いできた後継人生10年。

全て大人になってからの決断と思っていましたが
実は高校生のころからジワジワと
自分で道筋を立てていたのかもしれませんなあ!

言ってしまったことは
現実になるのかもしれないという面白さや
点と点が線に繋がっていく面白さ。

「時間は過去から流れてくるものではなく未来から流れてくるもの」

そんな言葉をどこかで見かけましたが
でーじな面白い未来を自分で描いて
逆算でそれを追いかけていく、という人生が送れたら最高やさ!
10代、20代の鬱々とした自分が描いてくれた面白い大人になれてたらいいなあ!
同級生の言葉で残りの人生の生き方を思い直すのでした。