今年もいろんな予想外のことが起きたものの、最後の営業日を大賑わいで締めくくることができました。毎年なんやかんやと事件が起きるブエノチキン。でもそれを悲劇ではなく笑い飛ばせるブエノチキン。
それは中の人たちがこれまで何度も何度も大変なことを笑い飛ばしながら乗り越えてきたからだとしみじみ感じます。
でーじな忙しさの最中にシンクの底が抜けて店長コウエイが大慌てで直したクリスマス、大行列のイートインをたった3人(そのうち2人は高齢者w)で回した休日、忙しすぎて家族崩壊しそうな日や大量の伝票を手書きで書いた日もあれば、逆に暇すぎてみんなでずっとテレビを見ていた日もあって。そんな山あり谷ありの毎日も、共に味わう仲間がいるからこそ救われるし笑い合える。
店長コウエイと番長サチコ、娘ブエコの3人で苦労していた頃や、さらにその前の店長コウエイと番長サチコ2人だけで朝から晩まで働いていた日々が、今日のお客さまの賑わいと支えてくれるスタッフの存在で全て報われトリます。
「クリスマスが忙しすぎてお店に近づくと吐き気がして出勤できない頃があった」とは番長サチコの昔話。創業者2人でクリスマスを営業していた頃は、明け方にお店でチキンを焼き始め、営業が終わるのは夜の22時。それから2人で山のような洗い物を片付けて家に帰るのは日を跨いでから。想像するだけで吐き気がしそうな忙しさですが、今では笑い話にしているのだから創業者の苦労とタフさには頭が上がりません。今ではスタッフが20人以上になり、繁忙期の苦労はみんなで共にし、繁盛の喜びはみんなで倍にできる。一番の繁忙期にも18時には全員が帰路につき、家族でクリスマスを祝うこともゆっくり過ごすこともできる。家族3人でへとへとになった十数年前のクリスマスからは想像もつかない環境が作れていることに創業者の苦労を見てきた2代目はでーじうれしく思います。今も目の前でスタッフが大笑いしながら厨房の床掃除をしていて、そういう一コマが経営者にとって最高の瞬間だなと思えます。
2025年も慌ただしくドタバタなブエノチキンだと思いますが、変わらぬお付き合いをどうぞよろチキンお願いいたします。
2024/12/31
世界のブエノチキン合同会社 社鳥ブエコ